2008年火打山~単独山行~ [登山]
2008年夏火打山 高谷池ヒュッテ泊
友人との登山泊の予定だったが急な仕事が入り涙でキャンセル。
でもどうしても行きたくて一人で初めての山泊登山をすることに・・・
交通手段を探してみる。
今や少なくなってきている夜行列車に乗れるのも楽しみだった。
急行能登
上野(23:33発)特急能登⇒直江津(4:13着)
直江津発(5:26発)妙高2号⇒妙高高原(6:05着)
頸南バス 妙高高原(7:20発)⇒笹ヶ峰(8:10着)
乗り換えの空き時間はのんびりして眠ったり、ゲームしたり、ストレッチしたりと意外と退屈しないですんだ。
妙高高原駅からは妙高山がくっきり~
笹ヶ峰まで
笹ヶ峰の登山口に着くともうすでに沢山の車が駐車されていて人気の山である事が伺えた。そしてこれならかなり人も登っているので単独でも心強く、ホッとする。
いよいよです
晴れているけれど湿度がない高原からの山歩きはほんとに助かった~
途中の十二曲の急登はゆっくりゆっくり登ったのでさほど足に堪えずに登りきる事ができた。ココを過ぎあとは富士見平まで到着すればヒュッテまではもう少し。
クワガタの雌を発見!
視界が開けてきてしばらく進むと遠くの湿原の中にヒュッテの三角屋根が見えてくる。自然とピッチがあがってしまった。
火打山
高谷池ヒュッテが
小屋へ到着すると人人人。もう登ってきた人たちなのかしら?
チェックインを済ませ荷物を軽くしていざ山頂へ
途中の天狗の庭で感動し、わたすげ満開の湿原を見渡すと池糖に写る火打山が「きれい・・・」
のびる木道
わたすげ
池に映る火打山
天狗の庭を後にするといよいよ山頂への登りにさしかかる。
夏の草木がうっそうと茂る登山道や木道、ライチョウ平の残雪。
時間も余裕があるので無理しないようにゆっくり登った。
山頂には10人程度の先客がいたがしばらくすると私ともう一人いるだけ。静かな山頂でしばしボーっとする。
遠くのほうで雷の音がし始めたので下山は急スピードで下っていった
高山のお花
ヒュッテに着くや否やサッポロ黒ラベルをイッキ呑み「うー美味い」
小屋の二階から眺める
早めに就寝して真夜中に目覚めると外は満天の星空。外には誰もいなかったけれどしばらく一人でベンチに腰掛星空を眺めていた、たまにテント場の明かりがチラチラしていた。
翌朝は黒沢池を周って下山
ドーム状の黒沢池ヒュッテ
モウセンゴケ
無事に下山してお蕎麦屋さんで地元で採れた山菜入りのお蕎麦と「うと菜飯」という混ぜご飯を頂きバスにて妙高温泉へ。
ぶらっと立ち寄った旅館は意外と当たりで妙高の地獄谷から引き湯している為湯量はすくないけれど掛流しのさらりとした湯で二日間の疲れを癒した。
長野新幹線で、峠の釜飯を食べつつ帰路に。
残念ながら雷鳥にはお目にかかれなかったけれどいつもよりも一人と言う緊張感があり違った意味で思い出深い山となった。
《行程》
9日
笹ヶ峰8:30⇒(10分)分岐8:40⇒(30分)黒沢9:10⇒(1:40分)富士見平11:00⇒(50分)高谷池ヒュッテ11:50
高谷池ヒュッテ12:15⇒(15分)天狗の庭12:30⇒(1:20分)山頂13:50⇒山頂14:20⇒(1:10分)高谷池ヒュッテ15:30
10日
高谷池ヒュッテ6:00⇒(40分)黒沢池ヒュッテ6:45⇒(40分)富士見平7:35⇒(60分)黒沢8:55⇒(20分)分岐9:15⇒(10分)笹ヶ峰9:25
2008年夏休み南東北旅行~番外編 [立ち寄り湯]
いつもながら楽しい時間はあっという間なのである
帰路は山形から福島方面に立ち寄りながら・・・
米沢市内から会津方面へ抜ける途中にある「小野川温泉」
夏は自然発生する蛍が鑑賞できるらしく確かに護岸整備されていない綺麗な川が流れていた。
こじんまりとした小さな温泉地。
その中で地元のかたの日常利用されている共同湯「尼湯」に入らせていただきました。
近くの商店で入浴券を購入200円
中はいたってシンプル、透明なかけ流しの湯は「アツっ!」でした少しずつ慣らしながらなんとか入浴(笑)
ポカポカに温まった後は更に福島へ
秘湯の会である日中温泉「ゆもとや」へ立ち寄りました
檜の露天風呂は丸い木枠のお風呂と長方形の二つ。
まぁるいほうは「飯森の湯」
長方形は「高倉の湯」
大浴場は「栂峰の湯」写真忘れました
平日ということもあってか貸切状態でラッキーでした
十分と温泉を満喫してお腹の状態もいい感じ。
福島でラーメンと言えば「喜多方ラーメン」
事前に調べておいた「まつり亭」へ
あっさりスープのちぢれ麺美味しかった~
東北の温泉はまだまだ奥が深そうです今回訪問した温泉も季節が替わればまた違った風情を楽しめそうですね。
日中温泉「ゆもとや」
http://www.aizu-yumotoya.com/index.html
2008年夏休み南東北旅行~三日目時の宿「すみれ」 [山形県の温泉]
三日目の宿は奮発して泊まることにした時の宿「すみれ」です
前の2軒は山の宿。実際私は鄙びた宿のほうが好きなのでこ洒落た高級宿は分不相応だし、泊まらないのですが・・・今回はサイトや個人の方のブログなどを拝見して一泊だけ奮発しちゃいました
米沢市内から近いというのに随分静かな佇まい、敷地が広く緑が多く手入れされたお庭のせいでしょうか。
エントランスもステキですね。
お部屋は「さくら」
そうそう、すみれさんは「お二人様」専用の宿だそう。
なので家族連れや団体さんはいらっしゃらないので館内では静かにすごすことができますよ。
お風呂は・・・
「森と風の湯」と「時と光の湯」そして貸切露天風呂
「時と光の湯」露天風呂が付いています
貸切風呂の「せせらぎの湯」
「木漏れ日の湯」
期待の夕餉
前菜
お品書き
山形名物「冷汁」も上品ですね
米沢牛 色々
お塩と山葵
お食事
デザートはラウンジへ移動して頂きました
朝餉
お米もつやつやで・・・
感想:
「すみれ」さんは正直温泉は期待していませんでしたがお風呂の数も多く、お二人仕様の宿ということで大浴場でも貸切のように過ごすことができ、お湯自体もさらっとしたきれいな湯で満足でした
そして・・・期待の米沢牛満載の夕食はさすがの品々でどれも美味しく頂きました。
前の2軒が山の素朴なお料理だったので余計にセンスの良さが目立ったのかもしれないですね
宿泊の順番は手前味噌ながらバッチリだったと思います
カップル・女友達とゆっくりと美味しいものを食べ湯に浸かり語らう・・・そんな時間を楽しめるお宿です。
人気がある理由に納得でした
こんなお宿にはそうそう泊まることはないと思います、いい経験をさせて頂きました
時の宿「すみれ」
http://www.tokinoyado.com/
~番外編へつづく~
2008年夏休み南東北旅行~二日目湯の沢間欠泉「湯の華」 [山形県の日本秘湯を守る会]
珍しい入浴できる間欠泉の宿へ向かいます
さて、桝形屋を後にして向かうこちらもまた、秘湯中の秘湯の宿、「湯の華」
以前は立ち寄り湯のみの営業だったが宿泊も始め、わずか7室のみ。予約が取れてよかった~
ナビに場所を設定し走るが何だかヘン?
何故このような道を通らねばならないのか・・・またナビちゃん(君)の悪い癖が始まったのか
そう・・・理由はわからないんだけど地元民しか通らないような道を敢えて案内してくれちゃうんですよね
今回も後々調べればかなりのマイナーな通らなくてもいいような道を案内されちゃったようでした
こんな看板やら~
こんな砂利道やら~
なんじゃこの看板はってな感じで・・・
やっと、それらしい宿の案内板が現れました
それからは沢沿いの気持ちよいけどガタガタ道をかなりの時間進むと・・・
きゅうに視界が開け
宿の全景
宿前は茶色の堆積物で一面覆われていて、成分の濃さを実感できます
お部屋の鍵とお茶菓子
アトラクション?露天風呂
ぬる湯は寒い時期はきっと厳しいですね、でも夏場はアブとの戦いも厳しいぃ
しかし、間欠泉を眺めながらの入浴はお風呂にいるっていうよりはなんかアミューズメントスポットにいる感覚があり、いつもとは違ったテンションで入浴を楽しめます
すっかりお腹もペコペコになり、楽しみな夕食のお時間です
夕餉
なんと!ヤマメのお造り、とっても美味しかったです
それから、次々と運ばれてきたお料理の数々
秘湯ビールに・・・
お鍋
天ぷら
この頃にはもう限界超えていました(でも食いしん坊だから食べちゃうよー)
朝餉 も、量多し
感想:
初めて入る間欠泉の湯。
季節的にも長く入っていられる頃だったので内湯もそこそこに露天にばかり入っていました
混浴だけどこじんまりした宿のキャパのおかげと茶色い湯のおかげで気にすることなく楽しめたのも嬉しかった
相方は飛び始めたアブに悩まされてかわいそうでした(真っ最中の時期は絶対に入浴なんかしていられないんじゃない)
普段は静かに湯浴みを楽しむのが好きだけど「おお~~!」「吹いたよ~!」とか言いながら入浴するのははココでは有かな
道のりを考えると泊まって楽しみたい温泉だと思います~
湯ノ沢間欠泉「湯の華」
http://lavo.jp/yunohana/
~三日目に続く~
2008年夏休み南東北旅行~一日目姥湯温泉「桝形屋」 [山形県の日本秘湯を守る会]
2008年の夏休みは前年の北東北に味をしめ??南東北を湯巡りしてきました
一日目の宿は野趣溢れる野天風呂が素晴らしい姥湯温泉「桝形屋」
生憎のお天気で峠に差し掛かると激しい雨量と急坂の為、いきなりのトラブル発生!?
車が登らず焦りました
どうにか無事に宿の駐車場へ到着、ホッとする。
宿の前の川岸が崩れたようで工事の人がえっさらほっさらと作業していた。
その先に緑に囲まれて宿が見える。
提灯と入口
まさに山間の秘湯ムードが満天で嬉しくなる
お部屋の鍵が可愛いね
ガスっているのが残念だけど想像通りの素晴らしい露天風呂
ココは混浴だけど脱衣所もあり湯はにごり湯なので入ってしまえばなんとかなるかなー?
どうしてもムリなら女性専用の露天風呂もあるけれどロケーションはかなり劣るかもねあとは入れ替わりの時間帯を狙うしかないですよ~
夕餉
素朴なお料理ですが私には満足な品々でした
朝餉
こちらもザ・山の宿の朝食って感じですが十分満足のいくものでした
感想:
お天気に恵まれなかったのが残念ではあったけど想像通りの山の一軒宿で旅行初日からテンションアップでございました~
その後、立ち寄りですが青空の下で入浴する機会にも恵まれてリベンジもしちゃってます
しかし・・・紫外線浴びまくりになりますので日焼け必至の覚悟が必要かもね
また是非、泊まりでも再訪したい宿の一つとなりました。
姥湯温泉「桝形屋」
http://www.ubayuonsen.com/hotspring/index.html
~二日目に続く・・・~
奥鬼怒温泉郷「八丁湯」 [栃木県の日本秘湯を守る会]
近くて遠い??
秘湯 奥鬼怒温泉郷「八丁湯」への旅。
以前、女夫渕温泉へ日帰り入浴へ行った時のこと・・・今度は絶対この奥まで行くぞ~と誓った念願の温泉。
行きは宿の送迎を利用、帰りは沢沿いを歩いて駐車場まで戻ってきました。
そう・・・女夫渕から先はマイカー規制があって宿の車かタクシーしか進入することができないのである。
なので「近くて遠い??」なのである(笑)
でも私はこういった辺境の地が大好きだったりする
宿泊の部屋は「ログハウス」を指定。 泊まるならココと決めていた
宿の周辺のロケーションも想像通り、テンション
◎温泉
今回は温泉写真はナシ!混浴露天が多いので撮るタイミングも気を遣うのでわたしの心のアルバムに刻んでおきました(笑)文句のつけようがない素晴らしい温泉の数々、時間も経つのを忘れるくらい堪能しましたよ
◎食事
お目当ての一つでもあったこちらの夕食。
山の素朴な品々で満足なのですが、奮発?して「熊鍋」を別注しました
見事な熊肉
今は亡き看板犬の「チビ」 ホントに大人しいかわいい子でした
翌日はご近所の「加仁湯」と「日光澤温泉」へ立ち寄り湯。
写真は日光澤温泉の二つの露天風呂 泉質が違うのわかりますよね?
感想:
期待を裏切らなかった奥鬼怒温泉の宿。
なんともまったりとした時間がココでは流れている、そんな時間の中に身を置く事ができて贅沢な幸せを感じてきました
紅葉や雪の季節にも是非再訪してみたい・・・
奥鬼怒温泉郷「八丁湯」
http://www.8tyo-no-yu.co.jp/index.html
大湯温泉「友家ホテル」 [新潟県の温泉]
もちろん熱湯もあるのだけれど・・・
そして両親の生まれ故郷である新潟は帰省する場所のイメージが強かった為なのか
意外と近い?割りに「旅行」として訪れる機会が少なかったように思う。
そんな新潟への旅で今回選んだのが大湯温泉「友家ホテル」今は代が替わって古いホテルをご夫婦で少しずつインテリアや食事にこだわりながら進化させてきたホテルだという。
宿の紹介の前に・・・
関越に乗り途中で立ち寄り湯に選んだのは目に効くお湯としても有名な「貝掛温泉」
名残雪が春はまだもう少し先ですよーっと言っているよう。
内湯 ぬるくていくらでも浸かっていられそうな柔らかな湯
露天風呂
この宿は秘湯を守る会の宿でもある。いつか泊まってゆっくりお湯を堪能してみたい。
貝掛温泉を後にして大湯温泉へ向かう。
小出インターを降り、一本道をしばらく走れば意外と早く宿に到着した。
外観は・・・おせいじにも綺麗とはいえないコンクリート建ての普通のホテルといった感であったが
中に入ると印象は一変する。
こだわりを感じる館内の様子
宿泊した部屋 ふだんはあまり室内写真は撮らないのだけど(っていうかつい忘れてしまう)
◎温泉
貸切風呂~扇の湯~源泉掛け流し
もう一つ~貸切露天風呂眺めが良かったでもお湯は非温泉
この他に大浴場が2箇所「庭園風呂」と「龍神の湯」
写真には収められなかったけれど「龍神の湯」は内湯ながら大きな窓があり明るく開放的で気に入りました
「庭園風呂」は往時の大浴場のイメージで他のお風呂がとのギャップが
◎食事
<夕飯>山菜や川魚など旬の地元の食材が多く使われていて品数も多くお腹いっぱいに
<朝食> こちらも朝からモリモリです~
感想:
お湯はぬる湯でゆっくり長く浸かっていられ、女性は好きな方が多いかも。
お食事は量も多く味付けも薄味で身体に優しい感じ、やっぱりお米が美味しかった
元々がキャパのあるホテルだった為かちょっと「無駄」に思える空間が多いような気がしたけれどインテリアや照明にこだわりやセンスの良さが感じられたのでマイナスな印象にはならなかった。普段狭い空間で生活する私には贅沢すぎちゃって(笑)
おまけ写真は「龍」好きな私が一番気に入った?インテリア
大湯温泉「友家ホテル」
http://www.tomoyahotel.com/index.html